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2022/03/20 11:00

銀行内初のライフスタイルマーケット「BANCART」が、ベーカリー「ANDERSEN」と暮らしを豊かにするコラボレーション企画をスタート。


ANDERSENは、パンのある心豊かな暮らしの提案をする、広島で創業したベーカリーです。
BANCARTは、広島をはじめ、瀬戸内や中国・四国地方の魅力を引き出し、日々の暮らしを豊かにすることを目指したライフスタイルマーケットです。

今回のコラボレーション企画では、地域に愛されるANDERSENと、地域の魅力を引き出すBANCARTならではの視点を活かしながら、環境問題や社会問題を意識し、暮らしや食卓を豊かにする、オリジナルグッズをお届けします。企画ごとに製作する商品は、その道のプロフェッショナルを招き、共同開発いたします。

第一弾は、植物や廃材を使ったものづくりを得意とする、立花テキスタイル研究所(広島県尾道市)を迎え、アンデルセングループが運営する農場「アンデルセンファーム」で廃材となった枝を染料として用いた、環境に配慮したエコバッグ「マーケットバッグ」を、5月30日(日 - ゴミゼロの日)に販売しました。

■「ANDERSEN×BANCART」オリジナルグッズ第一弾は、「マーケットバッグ」


毎日のお買い物が楽しくなる、大・小2種類のサイズの「マーケットバッグ」。


このマーケットバッグは、「土づくりから食卓づくりまで」のトータルストーリーのもと、2005年に広島県北広島町でアンデルセングループが開場した「アンデルセンファーム」で、毎年、枝を剪定する時期に発生し、肥料としての使い道しかなかったりんごとぶどうの剪定枝を、染料として再利用したエコバッグです。


広大な敷地を有する農園では、毎年、数十トンの剪定枝が生じており、燃やして肥料として再利用する以外の活用を考えている生産者は少なくありません。今回の企画では、モノづくりを行う際に出る廃材などを活用し、お客様の暮らしがより楽しくなるものへと生まれ変わらせる、新たな提案をいたします。


剪定枝の染料化、そして染色・製造は、広島県尾道市を拠点に、染色技術を通じて、不用とされるものを資源として読み直すものづくりを行う「立花テキスタイル研究所」とコラボレーション。染料を布に定着させるための媒染剤は、環境への影響を配慮し、造船の鉄とアルミを使用し、尾道ならではの廃棄物を媒染剤用に加工し使用しています。バッグの本体生地は、立花テキスタイル研究所に併設された帆布工場で製造され、100%広島県産のバッグが誕生しました。


りんごの枝で染められたバッグは、綺麗な緑色に、また、ぶどうの枝は、鉄媒染ではグレイッシュなニュアンスカラーとなり、アルミ媒染では優しいピンクベージュの色味となっております。


■毎日使いたくなるサイズ感

大・小2サイズを用意したマーケットバッグは、サイズ設計にもこだわっています。


大サイズはパンやお惣菜などを入れ、商品を持ち歩いても、商品が倒れにくいマチを用意し、ANDERSENやBANCARTをはじめ、毎日のお買い物に、また、アウトドアなどのお出かけにも活躍するサイズとなっております。


小サイズは、コンパクトになって収納しやすく、染色の課程で発生したシワ感をあえて残すことで、収納の際についてしまうシワも気にならない仕様。A4サイズもすっぽりと入るサイズ感は、お買い物だけでなく、サブバッグとしてもご使用頂けます。


■「マーケットバッグ」商品詳細・販売先について


・マーケットバッグ大

サイズ:本体高さ31cm / 持ち手約25cm / 幅(底面)36cm、(開口部)51cm / マチ15cm

カラー:カーキ(りんごの枝・鉄媒染)、グレイッシュピンク(ぶどうの枝・鉄媒染)

価格:4,950円(税込)


・マーケットバッグ小

サイズ:本体高さ30cm / 持ち手約25cm / 幅(底面)26.5cm、(開口部)約35cm / マチ12cm

カラー:カーキ(りんごの枝・鉄媒染)、グレイッシュピンク(ぶどうの枝・鉄媒染)、ピンクベージュ(ぶどうの枝・アルミ媒染)

価格:3,520円(税込)


<店舗情報>
BANCART
住所:〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町1丁目3番8号 
ひろぎんホールディングス本社ビル1階 にぎわいフロア内
電話番号:082-504-3192
営業時間:10:00~19:30

広島アンデルセン
住所:〒730-0035 広島県広島市中区本通7-1
営業時間:10:00~19:30(1F ベーカリーマーケット)

※各店舗の営業時間は、新型コロナウイルス感染症の状況により変更となる場合がございます。


立花テキスタイル研究所について

尾道の帆布を原料から自分たちで作れないだろうか。尾道の植物で帆布を染められないだろうか。立花テキスタイル研究所は、そんな素朴な思いからたち上がりました。今はかつてないほどモノに溢れた時代。その中でさらにモノをつくり続ける意味を、いつも問い質してきました。できる限りつくらない。できる限り買わない。私たちの目指すのは、「不用とされるもの」を「資源」に読み直すモノづくりです。鉄鋼所から廃棄される鉄粉、家具屋さんや農家さんから出る木っ端、牡蠣の殻、年々増えていく工作放棄地。一度は見放されたものたちを、染色技術を通してもう一度「資源」として据え直したい。私たちはそう考えています。

https://tachitex.com/


BANCARTについて
ひろぎんホールディングス本社ビル1階のぎわいフロアに位置する、銀行内初の新たなライフスタイルマーケット。
店内では、銀行由来の商品や、ご祝儀袋などの文房具、食器、調味料やスイーツなどの食品まで、広島県内を中心としたこだわりの商品を幅広くセレクトし、銀行ならではのストーリーや機能性をもつ、BANCARTオリジナルグッズや、コラボレーショングッズと併せて展開しています。日々の生活を豊かにする、この場所でしか手に入らない品々をお届けします。



<ANDERSEN×BANCART 第一弾「マーケットバッグ」クレジット>
企画開発:BANCART
製作協力:株式会社アンデルセン
マーケットバッグ:立花テキスタイル研究所
全体監修:method inc.

詳細につきましては、各商品ページをご覧下さい。